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口頭

「もんじゅ」タギング法破損燃料検出装置の性能確認

諸橋 裕子; 鈴木 敏

no journal, , 

高速増殖原型炉もんじゅの破損燃料検出装置(FFDL)は、タグガスにより破損燃料を同定する「タギング法」を採用している。これはあらかじめ燃料集合体ごとに同位体組成比の異なるKrとXeの混合ガスを各燃料ピンに封入しておき、燃料破損時に1次アルゴンガス系へ放出されたタグガスを回収・濃縮して、同位体組成比を分析し、破損燃料の位置を同定するものである。FFDLの希ガス濃縮率把握のため、FFDL単体運転による希ガス濃縮率確認試験を実施した。さらに、この試験で得られた希ガス濃縮率を用いて、現状の1次アルゴンガス系アルゴンガス中の希ガスバックグランド濃度を評価した。それとともに、1次アルゴンガス系アルゴンガスをサンプリングしてRIMSによる分析を行い、分析結果との比較を行った。FFDL単体による希ガス濃縮率確認試験の結果、極低濃度希ガスに対して数万倍の濃縮率が得られ、設計上要求される希ガス濃縮率(200倍)を満たすことを確認した。さらに1次アルゴンガス系アルゴンガス中の希ガスバックグランド濃度は、RIMSによる分析結果とオーダでほぼ一致し、FFDL測定の妥当性を確認した。

口頭

高速増殖炉「もんじゅ」における蒸気発生器伝熱管の水側腐食による拡散水素量の評価

土井 大輔

no journal, , 

高速増殖炉では、蒸気発生器における水漏えいの検出やプラント内のトリチウム挙動の評価において、ナトリウム中の不純物である水素が重要な役割を担っている。そして通常運転時の高速増殖炉における水素挙動を理解するためには、主な水素発生源である蒸気発生器伝熱管の水側腐食により生成された水素が、蒸気発生器伝熱管壁を透過してナトリウム中へ移行する量(拡散水素量)を評価する必要がある。本研究では、1995年に実施された「もんじゅ」性能試験データおよびこれまで原子力機構が開発してきたトリチウム/水素挙動解析コード(TTT: Tritium Transport and Trap analysis code)を使用して、拡散水素量の時間依存性および温度依存性を評価した。その結果、拡散水素量は放物線則に従って時間とともに減少し、その後一定値で推移すること、また蒸気温度に対してアレニウス型の依存性を持つことがわかった。またこれら結果は、これまでに他原子炉で報告されてきた拡散水素量の測定結果と矛盾がないことを確認した。さらに拡散水素量は蒸気発生器伝熱管の水側腐食過程よりも伝熱管の透過過程により支配されることがわかった。

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